夏は成長が早く毎日毎日収穫に終われていて、
コロナによる仕事の増加もあり、なかなかブログを書く時間がありませんでしたが、
冬になり今までの収穫した食材や種の整理も、ようやく追いついてきたので、
ブログに2020年の家庭菜園のまとめを書きたいと思います。
★2020年3月~栽培したもの★
・バターナッツ
・かぼちゃ
・なす
・なす ローザビアンカ
・なす ピントンロング
・落花生
・ 丹波黒豆
・きゅうり
・スイスチャード
・ビーツ
・空芯菜
・おかのり
・三つ葉
・つるむらさき(つるが緑色・つるが紫色の2種)
・つるなしいんげん
・つるなし平さやいんげん
・つるありいんげん
・つるあり平さやいんげん
・白ゴーヤ
・ゴーヤ
・ホースラディッシュ
・イタリアントマト フォレンティーノ
・パプリカ(黄色・赤色)
・コールラビ
・根パセリ
・セロリアック
・菊芋
・さつまいも
・メロン
・ニューメロン
・スイカ
・スイカ シュガーベイビー
・ルッコラ
・ワイルドルッコラ
・イタリアンパセリ
・パセリ
・コリアンダー、パクチー
・タイバジル
・バジル
・青紫蘇
・赤紫蘇
・レッドベンチャー セロリ
・スープセロリ
・二十日大根
・ルバーブ
・タイム
・フェンネル
・ミント
・長芋
・苺
合計50種類栽培しました。
★栽培結果・育てやすさ・収穫率のまとめ★
①葉物・ハーブは種からでも育てやすく、すぐ収穫できる。
3月か4月に種まきをしても5月には収穫でき、葉をとって収穫すれば、
その後も収穫が続けられるので助かります。
パセリ等は夏も収穫できますが、夏を乗り切れば、秋に更に元気に繁ってくるので、
とっても助かります。
ハーブなど臭いの強い物は虫もつきにくいので育てやすいです。
②苗を購入したものは、早生種のものが多い為か、旬の季節に収穫でき、1つの苗で多くの収穫ができました。
きゅうりは、苗を購入しましたが、1つの苗で約24本収穫できました。
白ゴーヤも、苗を1つ購入し、約22本収穫できました。
白ゴーヤは、12月現在もまだ残っていて、まだ昨日畑にいったらまた実が1つできていました。そして、また赤ちゃんの小さな実も出来始めていたのでまだできるのかもしれません。
沖縄ゴーヤの苗を購入しましたが、つるを傷めてしまいダメになってしまいました。
バジルは苗を2つ買いましたが、豊作でたくさんバジルソースを作りました。
③ 固定種の種で育てた植物は、長生き。
やはり、種が良いに限る。つまり良い遺伝子をもっているのだと感じます。
良い遺伝子と言っても人によって、何をもって良いと思うかは色々だと思いますが、少なくとも、健康重視で安全な食材を自然に育てたい方には、固定種の種が向いていると思います。
私は、自然栽培をめざし、化学肥料も与えませんし、動物性堆肥も使用していません。もちろん、殺虫剤も使用しませんし、ホルモン剤も使用しません。
その為、普通の農家の人が、きれいな野菜を作り、それを売って生活している人にとっては、ハイブリットの種や早生種の種が向いているのかもしれません。
オーガニックとはいえ、牛糞などの堆肥を使っていますし、虫がつかないようなハイブリットの種を使用している方が多いでしょうし、市場で出回っている種が殆ど、そういった早生種・F1種・ハイブリットの種だからです。
私はあえてそういう種で栽培したくないのもあり、固定種の種を購入しています。固定種の種は、私が望む自然栽培に適しているからです。
もちろん、市場の種を購入することもあります。スーパーで購入した野菜の種を植えることもあります。
それも含めて、今年から貸農園で地植えで栽培して実験をしている所です。
今年から始めたばかりですが、既に栽培結果・収穫結果に違いが出てきています。
F1種のものは、1シーズンで枯れてしまいます。種が落ちて自然に出てくることはあまりありません。
固定種で育てているものは、成長が遅いです。ゆっくり育ちますし、大きく育つものもあれば、小さく育つものもあります。また虫も付きにくく病気になりにくいと感じました。基本的に普通の収穫終了時期よりは長く育ちます。収穫は一期に大量にとれるというよりは、長期間、程よく収穫できる感じです。収穫具合からすれば、固定種は個人の家庭菜園には向いていると感じます。何より信頼して安心して安全な野菜を食べられるのがとても嬉しい事です。
ただ、固定種は最初の小さい苗の時に育てるのが難しいです。そこそこ育てば育てやすいのですが、苗を作る段階と、苗を地植えする段階が難しいです。
根パセリ、セロリアック、イタリアントマト、パセリは12月現在元気に育っています。
ビーツ、スイスチャード、つるなしいんげん、コールラビ、タイバジル、空芯菜、落花生は、夏の間に収穫して食べることができました。
ナス ピントンロング、ナス ローザビアンカ、ルバーブなどは、栽培場所の悪さのせいかダメになってしましました。
固定種の種は、F1と違い、種をとれば、また発芽するところや、育った土地にあったものに適応していく遺伝子が残された種ができるのが魅力的です。
2021年に自家採種した種がどう育つかが楽しみです。
④コンパニオンプランツでよく育つ?
トマトの下に、バジルを植えていたからか、虫がつきにくかったように思います。また落花生を植えてからなのか、トマトにたくさん花が咲き実がなり始めました。
コンパニオンプランツをしていないものと、したものと比較していない為100%性格な結果ではないですが、無肥料・無農薬・ホルモン剤不使用で、大玉トマトの実が出来ています。自分自身でも不思議です。マメ科の窒素で、育っているのかなと感じています。
⑤つるありいんげん・つるなしいんげんでは、つるなしの方が育てやすい。
つるなしいんげんの方が育てやすかったです。収穫量もつるなしの方が多かったです。
⑥バターナッツかぼちゃは育てやすい。
バターナッツは、空中栽培でも育てられたので、限られた土地しかない人にとってはあり難いかぼちゃです。
2020年の夏は雨も多かったのですが、その中でも育ってくれたのと、12月現在もまだ生きています。昨日、雌花の実ができていました。驚きです。
⑦果物の栽培は難しい。
スイカ、メロンと初めて栽培してみましたが、結論としては栽培が難しいかったです。
栽培の土地が狭かった事、特に2020年の夏は雨が多かった事が原因かと推定しています。
スイカは雨に弱いと気づいたので、来年はハウスにしてみるのも手かなと感じています。
スイカは、直植えにしてみようかとも考えています。
また、メロンは、貸農園の方にもらった苗だったので、私の様な自然栽培の環境で育っていない種という事もあり、肥料なしでは育ちにくい苗だったのかもしれません。
やはり固定種の種で2021年再チャレンジしてみたいと思います。
★2020年、貸農園での栽培デビューの感想★
始めて貸農園を借りて地植えでの栽培を始めて思う事は、明らかにプランターで育てていたころよりも、はるかに大きく育ち、収穫量も違います。
その為、収穫した野菜や種の整理に追われる日々になりました。
仕事をしながらの為、貸農園には週末位しか行く事ができなかったのですが、毎週末何かしら収穫できたのが、とても有難く幸せな事だと感じました。
私の目指す自給自足に少し近づけた気がしました。
家の庭で栽培できるのが一番良い事だと思いますが、残念ながら庭はないので、貸農園での栽培となっています。
ただ、田舎暮らしにどっぷりつかるとなると不安な為、都会でこの様に、貸農園で栽培するのが楽なのかなと感じています。山にいけば、イノシシや猿などの被害にもあいますし、しばらくは、都会での貸農園で続けようと思います。
嬉しい位野菜ができるので、次はあれもこれも作りたい!となり、土地を広げたくなりますが、土地が広くなれば、更に大変になるので、ひとまずは、この一画で頑張ってみようと思います。
自然と触れていると、癒される事が多く、種からの成長過程、花、実と見れて、愛情が湧いてくるので、可愛い子供達のようです。
これからも家庭菜園を通して、実験したり、チャレンジしたりしていきたいと思います。
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