2023年5月30日火曜日

土づくりから再スタート

貸農園で野菜作りをしていたのですが、

デメリットがいくつかありました。

・3年更新の契約で使っている場所を変わるかもしれないということ。

・年会費が高いこと。

・私の土地にはまかれていないが、除草剤をまく人が貸農園の中にいたこと。

・果樹が植えられないこと。

・動物性堆肥、殺虫剤などを使い、F1種の野菜を周りの人が育てていること。

など、

他にも色々ありますが・・・

長期的に見て、将来の事を考えると、

土づくりをしても移動しなければならないとか、

果樹を植えられないとなると、

果樹を植えられる土地が欲しいなと思っていました。

 

そして、

念願の庭を得る事ができたのですが、

斜面であることと、粘土質であること。

何より、笹の根がはびこっています。

 

ということで、

春の種まきまでに、冬から少しずつ笹の根を掘り起こして減らしていました。

昨年から不要な雑草は抜き、種まき迄ある程度必要な雑草は残したりして、

土の状態を良くする努力をしていました。

果樹は昨年の初夏や秋に植え、冬を越しました。


春になり、ほとんどの果樹は新芽が出て大きくなりました。

大きめのみかんの木は、今年、花も咲きました!

種から育てたレモンの木の1つは、

置き場所が悪かったか、日光が足りなかったか、寒すぎたのか、

ダメになってしまったようです(悲)。

 

そして、野菜作りはというと、

粘土質だからか、土のPhが合わないのか、

外国野菜があまりうまく育ちません。

まだまだ改良が必要なようです。

また、ウリ科の野菜は発芽してもすぐに虫に食べられてしまいます(悲)。

にんにく・米酢のスプレーを作り吹きかけ始めましたが、

少しは効いてはいますが、まだまだ虫に負けています。

今後も研究が必要です。

トマトやじゃがいもは、乾燥気味なのか不思議とうまく育ちます。

 

とにかく、まだまだ改良が必要で、日々研究中です。

土地が広いと、土づくりも大変です。

自然栽培なので、できるだけ、自然なやり方で変えていきたいと思っています。

本来、その土地にあった野菜や果物をつくるべきなのでしょうが・・・

できる範囲で荒れた土地を実りの多い土地に変えていきたいと思っています。

 

日々、チャレンジですが、

良い結果になっていけば、成功例をご紹介していきたいと思います。

 

 

2021年11月3日水曜日

菊芋栽培4年目で初めて菊芋の花が咲きました

菊芋をプランターで2年栽培しましたが、

プランターでは大きくなるには限界があり、

あまり大きくならないように先端を切ったりしていたため、

花が咲く事はありませんでした。

とはいえ、菊芋は、プランターでも収穫することはできていました。

 

昨年から貸農園で菊芋を栽培してみたら、

プランターとは比べ物にならない位、背が高くなり、

2.5mくらいになりました。

ほおっておいたら、3mとか4mになりそうなので、

それでも、先端を切ってそれ以上背が伸びないようにしていました。

花は咲く事はなく、枯れていき、収穫する時期になり、

地植えでも、菊芋の花を見る事はありませんでした。

そのかわり、菊芋はこれまた、プランターとは比べ物にならない位、

大量の菊芋を収穫する事ができました。

収穫した小ぶりの菊芋を何個か今年用に植えました。

小ぶりなのに、たくさん芽が出て、大きくなりました。

地植えは、やっぱりすごい・・・

そして、今年も、ぐんぐん伸びて背が高くなり、

また先端を切っていました。

切っていたはずなのに、ある時、花が咲いていたのです!

しかも、自分では気づいていなくて、畑の隣の人に、

「菊芋の花きれいね。」と言われて、

見てみたら、本当に咲いていました。

菊芋なだけに、菊みたいな黄色いお花。

2~3m近く大きいのに、花は、小ぶり。

素朴な感じで可愛らしい菊芋のお花でした。

なぜ、今年は咲いたのか??

昨年ほど、先端を切る回数が少なかったのか?

降水量なのか?

昨年自分で栽培した菊芋を同じ場所で栽培したからなのか?

理由は分かりませんが、

コロナの中、菊芋に励まされました。

今年も豊作になりますように!






 

2021年8月13日金曜日

栽培方法によって味が違う。自然栽培2年目で気づいたこと。

貸農園を借りて2年目。

1年目ほどの勢いというか熱量はないが、変わらず野菜作りをしています。

自然栽培をしていて、無肥料、無化学肥料で野菜を育てています。

種にもこだわっていて、固定種や在来種を使うようにしています。

とはいえ、値段が高かったりもあり、近くのお店で種を購入することもあったり、

苗を購入することもあります。

もちろん、苗も農薬散布していないものを買うようにしていますが、

なかなかなくて難しいのが現状です。

結局、安全なものは市場に出回っていなくて、簡単に手に入らなくて、自分で一から育てるしかないんですよね・・・

 

この2年、貸農園で地植えで試していくうちに、色々発見がありました。

周りで育てている人達は、農協で苗を買ったり、ホームセンターで苗を買ったりしています。

中には種から育てている人もいますが、少ないです。

牛糞などの肥料を使って有機栽培?として育てている人もいれば、農薬とか化学肥料を使っている人もいます。

その方達の畑を見たら、野菜が大きく育っています。

日本の市場に出回る品種や種は、F1・ハイブリットの物が多く、早く育ちます。

ある程度まとめて同じ物を作っている方が多いです。


私はというと、色んな物を少しずつ育てていて、しかも種からなので、周りの人に比べるととっても、成長が遅いのです。

それに、中には、あまりに遅すぎて、季節が変わってしまい、育たなくなることも。

実がなる物は、たくさんできなかったりします。大きく育たなかったりもします。

葉物は比較的、種からでも収穫できるので助かっています。

ただ、食べるとやっぱり、少なくても自然栽培の物がいいとつくづく思うのです。


今年、たまたま、貸農園の人からトマトを貰い、食べる機会がありました。

それは、とっても大きいトマトで、私の畑からはできた事がないサイズ。

色はあまり赤くなかったので、家で常温で陽のあたる所にかなりおいておきました。

食べてみたら、甘くなく、皮は残る。

また、父からもらったトマトの苗。わき芽から作ったものを私はもらい畑に植えました。

すると、同じ品種、いや、同じトマトなのに、味が違うのです。

サイズはそこまで変わらないですが、やはり私のトマトは小さめです。

味も私のトマトが甘いのです。

成長は私のが少し遅めでしたが、種から育てたものに比べたらやはり早かったです。

なぜ、ここまで味が違うのが不思議でならないのです。

自然栽培で、肥料を与えられていない方が甘く育つ。その理由はなんなのか??

と考えてみました。

成長の時間。それは間違いなく違います。ゆっくり育つのが美味しくなるのかもしれないです。どこかで読んだら、細胞の細かさのように書いてありました。

あと、葉物は、なかなか腐らないです。それにハーブとか香りのするものは臭いがプンプンします。

肥料を多く使った野菜は溶けるんですよね。スーパーで買った物とか溶けたりしました。

実は、有機栽培の野菜も溶けるんですよ。ネットで有機栽培の野菜を定期購入していた時期がありましたが、溶けたんですよね。

自然栽培の野菜は、葉物とか黄色になって枯れていくんです。

ほんと、自然ですよね。森の植物とか枯れていくのが自然です。溶けてたら怖いですよね。ホラーだわ…

幸い、私が育てている野菜は、溶けないです。

貸農園1年目のときは、溶けた野菜もありました。これは恐らく前の方が使っていた肥料が畑に残っているからだろうと考えていました。

2年目になり、溶けることは、あまりないです。1年目からゆっくり育ちすぎて、2年目まで残っている野菜は溶けたりもありました。

ただ、2年目になり、生育が難しいのも事実で、1年目は無肥料でも育ったのは、前の方の肥料が残っていたからかもしれません。

2年目は、雨が多い天候もあってか、ウリ科のものはうまく育ちませんでした。

まだまだ研究するところ満載です。これからも違いに気づいていきたいと思います。

2020年12月6日日曜日

2020年家庭菜園の栽培と収穫結果・まとめ

 夏は成長が早く毎日毎日収穫に終われていて、

コロナによる仕事の増加もあり、なかなかブログを書く時間がありませんでしたが、

冬になり今までの収穫した食材や種の整理も、ようやく追いついてきたので、

ブログに2020年の家庭菜園のまとめを書きたいと思います。 


★2020年3月~栽培したもの★

・バターナッツ

・かぼちゃ

・なす

・なす ローザビアンカ

・なす ピントンロング

・落花生

・ 丹波黒豆

・きゅうり

・スイスチャード

・ビーツ

・空芯菜

・おかのり

・三つ葉

・つるむらさき(つるが緑色・つるが紫色の2種)

・つるなしいんげん

・つるなし平さやいんげん

・つるありいんげん

・つるあり平さやいんげん

・白ゴーヤ

・ゴーヤ

 ・ホースラディッシュ

・イタリアントマト フォレンティーノ

・パプリカ(黄色・赤色)

・コールラビ

・根パセリ

・セロリアック

・菊芋

・さつまいも

・メロン

・ニューメロン

・スイカ

・スイカ シュガーベイビー

・ルッコラ

・ワイルドルッコラ

・イタリアンパセリ

・パセリ

・コリアンダー、パクチー

・タイバジル

・バジル

・青紫蘇

・赤紫蘇

・レッドベンチャー セロリ

・スープセロリ

・二十日大根

・ルバーブ

・タイム

・フェンネル

・ミント

・長芋

・苺

合計50種類栽培しました。

 

★栽培結果・育てやすさ・収穫率のまとめ★

①葉物・ハーブは種からでも育てやすく、すぐ収穫できる。

3月か4月に種まきをしても5月には収穫でき、葉をとって収穫すれば、

その後も収穫が続けられるので助かります。

パセリ等は夏も収穫できますが、夏を乗り切れば、秋に更に元気に繁ってくるので、

とっても助かります。

ハーブなど臭いの強い物は虫もつきにくいので育てやすいです。

 

②苗を購入したものは、早生種のものが多い為か、旬の季節に収穫でき、1つの苗で多くの収穫ができました。

きゅうりは、苗を購入しましたが、1つの苗で約24本収穫できました。

白ゴーヤも、苗を1つ購入し、約22本収穫できました。

白ゴーヤは、12月現在もまだ残っていて、まだ昨日畑にいったらまた実が1つできていました。そして、また赤ちゃんの小さな実も出来始めていたのでまだできるのかもしれません。

沖縄ゴーヤの苗を購入しましたが、つるを傷めてしまいダメになってしまいました。

バジルは苗を2つ買いましたが、豊作でたくさんバジルソースを作りました。

 

③ 固定種の種で育てた植物は、長生き。

やはり、種が良いに限る。つまり良い遺伝子をもっているのだと感じます。

良い遺伝子と言っても人によって、何をもって良いと思うかは色々だと思いますが、少なくとも、健康重視で安全な食材を自然に育てたい方には、固定種の種が向いていると思います。

私は、自然栽培をめざし、化学肥料も与えませんし、動物性堆肥も使用していません。もちろん、殺虫剤も使用しませんし、ホルモン剤も使用しません。

その為、普通の農家の人が、きれいな野菜を作り、それを売って生活している人にとっては、ハイブリットの種や早生種の種が向いているのかもしれません。

オーガニックとはいえ、牛糞などの堆肥を使っていますし、虫がつかないようなハイブリットの種を使用している方が多いでしょうし、市場で出回っている種が殆ど、そういった早生種・F1種・ハイブリットの種だからです。

私はあえてそういう種で栽培したくないのもあり、固定種の種を購入しています。固定種の種は、私が望む自然栽培に適しているからです。

もちろん、市場の種を購入することもあります。スーパーで購入した野菜の種を植えることもあります。

それも含めて、今年から貸農園で地植えで栽培して実験をしている所です。

今年から始めたばかりですが、既に栽培結果・収穫結果に違いが出てきています。

F1種のものは、1シーズンで枯れてしまいます。種が落ちて自然に出てくることはあまりありません。

固定種で育てているものは、成長が遅いです。ゆっくり育ちますし、大きく育つものもあれば、小さく育つものもあります。また虫も付きにくく病気になりにくいと感じました。基本的に普通の収穫終了時期よりは長く育ちます。収穫は一期に大量にとれるというよりは、長期間、程よく収穫できる感じです。収穫具合からすれば、固定種は個人の家庭菜園には向いていると感じます。何より信頼して安心して安全な野菜を食べられるのがとても嬉しい事です。

ただ、固定種は最初の小さい苗の時に育てるのが難しいです。そこそこ育てば育てやすいのですが、苗を作る段階と、苗を地植えする段階が難しいです。

根パセリ、セロリアック、イタリアントマト、パセリは12月現在元気に育っています。

ビーツ、スイスチャード、つるなしいんげん、コールラビ、タイバジル、空芯菜、落花生は、夏の間に収穫して食べることができました。

ナス ピントンロング、ナス ローザビアンカ、ルバーブなどは、栽培場所の悪さのせいかダメになってしましました。

固定種の種は、F1と違い、種をとれば、また発芽するところや、育った土地にあったものに適応していく遺伝子が残された種ができるのが魅力的です。

2021年に自家採種した種がどう育つかが楽しみです。

 

④コンパニオンプランツでよく育つ?

トマトの下に、バジルを植えていたからか、虫がつきにくかったように思います。また落花生を植えてからなのか、トマトにたくさん花が咲き実がなり始めました。

コンパニオンプランツをしていないものと、したものと比較していない為100%性格な結果ではないですが、無肥料・無農薬・ホルモン剤不使用で、大玉トマトの実が出来ています。自分自身でも不思議です。マメ科の窒素で、育っているのかなと感じています。

 

⑤つるありいんげん・つるなしいんげんでは、つるなしの方が育てやすい。

つるなしいんげんの方が育てやすかったです。収穫量もつるなしの方が多かったです。

 

⑥バターナッツかぼちゃは育てやすい。

バターナッツは、空中栽培でも育てられたので、限られた土地しかない人にとってはあり難いかぼちゃです。

2020年の夏は雨も多かったのですが、その中でも育ってくれたのと、12月現在もまだ生きています。昨日、雌花の実ができていました。驚きです。

 

⑦果物の栽培は難しい。

スイカ、メロンと初めて栽培してみましたが、結論としては栽培が難しいかったです。

栽培の土地が狭かった事、特に2020年の夏は雨が多かった事が原因かと推定しています。

スイカは雨に弱いと気づいたので、来年はハウスにしてみるのも手かなと感じています。

スイカは、直植えにしてみようかとも考えています。

また、メロンは、貸農園の方にもらった苗だったので、私の様な自然栽培の環境で育っていない種という事もあり、肥料なしでは育ちにくい苗だったのかもしれません。

やはり固定種の種で2021年再チャレンジしてみたいと思います。

 

★2020年、貸農園での栽培デビューの感想★

始めて貸農園を借りて地植えでの栽培を始めて思う事は、明らかにプランターで育てていたころよりも、はるかに大きく育ち、収穫量も違います。

その為、収穫した野菜や種の整理に追われる日々になりました。

仕事をしながらの為、貸農園には週末位しか行く事ができなかったのですが、毎週末何かしら収穫できたのが、とても有難く幸せな事だと感じました。

私の目指す自給自足に少し近づけた気がしました。

家の庭で栽培できるのが一番良い事だと思いますが、残念ながら庭はないので、貸農園での栽培となっています。

ただ、田舎暮らしにどっぷりつかるとなると不安な為、都会でこの様に、貸農園で栽培するのが楽なのかなと感じています。山にいけば、イノシシや猿などの被害にもあいますし、しばらくは、都会での貸農園で続けようと思います。

嬉しい位野菜ができるので、次はあれもこれも作りたい!となり、土地を広げたくなりますが、土地が広くなれば、更に大変になるので、ひとまずは、この一画で頑張ってみようと思います。

自然と触れていると、癒される事が多く、種からの成長過程、花、実と見れて、愛情が湧いてくるので、可愛い子供達のようです。

これからも家庭菜園を通して、実験したり、チャレンジしたりしていきたいと思います。

 

 関連記事

* 2017年の家庭菜園の収穫結果と反省と決意。

  プランターで家庭菜園をしていた時の栽培結果です。

 

 

 


 




2020年8月25日火曜日

ロシアンマンモスのひまわりを種から育て開花しました!

ひまわりの種を食べたいので、
園芸用でなく、食べるためのひまわりを探してみる事にしました。

そして、ロシアンマンモスというひまわりは、種を食べられると分かり、
種を購入。

種からヒマワリを栽培する事にしました。

貸農園の畑の隅の方に、4粒蒔いたのですが、
西洋わさびが茂りすぎて、葉に隠れてしまい、発芽はしたのですが、
ひょろひょろになり、上に太く伸びる事が出来ませんでした。

ということで、別の場所で端の方に2粒植えました。

そこは日当たりが良かったのか、1つはうまく成長してくれて、
勝手にすごいすくすくと大きくなってくれました。

もう一つのヒマワリは、日光が微妙に足りなかったのか、成長は半分位遅れています。
背丈も半分、太さも半分といった感じです。

一つのヒマワリは、いつの間にか、背丈2m位になりました。

しばらくすると、背丈が3m位になっています。

そして、先端につぼみができていました。

梅雨の間、つぼみでした。
倒れることなく順調に育ってくれていました。

梅雨が明け、大きなヒマワリの花が咲きました!

見事な存在感。圧倒されます。

1つしかヒマワリは咲いていませんが、やっぱり夏の象徴です!

それが、残念な事に、早速、ヒマワリの一部が、鳥に食べられています(涙)

ビタミンEが~~~……

人間にとっても栄養のあるヒマワリの種。
そりゃ、鳥も食べたいのだろうな…と、思いつつ、
鳥に食べられないことを祈りながら見守っていました。

そしたら、約1週間後には、ヒマワリの花が下を向き始めました。

もっと、長くヒマワリの花を楽しめるのかと思っていました。

少し残念ですが、ヒマワリの種の収穫のタイミングを見計らっています。

ヒマワリの花が下を向き始めてから約15日が経ちました。

種が黒くなったら収穫時だと情報を得たのですが、まだそこまで黒くなっていません。

また鳥に食べられない様、見守りながら、種を無事に収穫できたらと思います。