2016年10月20日木曜日

四国八十八ケ所お遍路の一部の旅を終えて

四国八十八ケ所の一部を周って感じた事

今回初めて四国八十八ケ所お遍路に挑戦しました。

私の場合、高知から徳島へ行く事にし、いくつか気になるお寺を巡りました。

途中時間や体力の都合上飛ばした所もありました。

今年は閏年で、申年という事で、逆打ちがご利益が3倍になるとあり、
逆打ちにも挑戦し、純打ちもしました。

1から順番通りに周っている人には気持ち悪いかもしれませんが、
私自身としては、6日間で出来るだけ周れたらと考えたコースです。

もちろん私自身の体力に合わせてアレンジしました。

宿坊には3回泊まり、ビジネスホテルも利用しました。

ドライブ遍路と歩き遍路も混ぜ混ぜでした。

それはそれでオリジナルなお遍路ができたかなと思っています。

今回のお遍路を通して感じた事は、「人との触れ合い」でした。

高知県の人も、徳島の人も、温かく、話しかけてくれ、子供も挨拶してくれます。

また、私の主人は外国人ですが、多くの人が英語で話しかけてきた事に驚かされました。

外国人慣れしているようで躊躇がなかったです。

次に、「あたたかみ」も感じました。

フランスに住んでいた時は人の冷たさをつくづく感じ、
自分が傷つけられぬよう自分を守るのに精一杯で、
その手段として心を閉ざしていました。

日本に引越ししてから、フランスの後は関東でも人の優しさを感じていましたが、
慣れてくるとやはり、西日本に比べるとコミュニケーションが少ないと感じていました。

やっぱり西日本出身の私には西日本に行くと温もりを感じ、自然と笑顔になれます。

人とのつながりって大事で、笑いって大事だなと改めて感じさせられました。

私は「一期一会」という言葉が好きなのですが、
私達が生きている間に出会う人は限られていて、
地球上のほんの一握りの人に出会うのですよね。

私には、その出会う全ての人が出会うべき人で運命だと思っています。

コンビニで出会う人、電車や飛行機で隣になる人、ヘアサロンの人、お医者さん、会社で出会う人、嫌な人、全ての人が出会うべき人。

何か学ぶべき人だと思っています。

もしくは、自分がその人に何かを影響を与えるのかもしれません。

そう考えると全て素晴らしいですね。

最後に、やはり「日本の自然美」を感じました。

次回来る機会ができれば、
愛媛で自転車お遍路や香川の歩き遍路に挑戦できたらと思います。

宿坊に泊まった感想

今回6日間の旅でしたが、そのうち3日宿坊に泊まりました。

3泊同じ場所でなく、1泊を3回し、3箇所の宿坊に滞在しました。

宿坊に泊まってみて決めた事は、もう宿坊には泊まらないという事です。

音に敏感な人にはお勧めしません。

造りが昔のままというのもあり、音がつつぬけです。

中には仕切りが襖だけで隣の人のイビキが酷く眠れませんでした。

また水道の音や廊下を歩く音、話し声も響き、音に起こされます。

お遍路で体力を使うので睡眠は重要なのに、
眠れないとなればその後の旅が大変になりますし体も回復できないので、
もしまたお遍路に行く場合は、ビジネスホテルに泊まりたいと思います。

食事も自分で選べるので気楽です。

精進料理は良いのですが、ずっと続くとエネルギーが足りない感じでした。

精進料理でも、高知県は魚も含んでいたので、
徳島県に比べるとたんぱく質があったので比較的続けやすいと感じました。

ただ、精進料理を食べていると、食べるのが大好きな私でさえ、食欲がなくなりました。

食に対する欲が減るという意味でいいのかもしれませんね。

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